ジアミン 青山一丁目 美容室 ITAYA

BLOG

2019/07/17 ジアミン 青山一丁目 美容室 ITAYA

近年ヘアカラーアレルギーやジアミンアレルギーという言葉が聞かれます

とちらもだいたい同じ意味で使われます。

ヘアカラー剤に入っている「酸化染料」の多くがジアミンになります

特にアレルギーを発症するリスクが高い「パラフェニレンジアミン」

をジアミンと略したことからジアミンアレルギーと呼ばれています。

 

酸化染料は全部ジアミンですか?

よく聞かれますが、パラフェニレンジアミン以外にもあります。

硫酸トルエン-2.5-ジアミン,メタフェニレンジアミン

パラアミノフェノール、パラアミノオルトクレゾールなど

様々な酸化染料があります。

ジアミンを使っていなくとも他の酸化染料を使っていて

かぶれたりするケースもありますので注意が必要です。

 

「ジアミンアレルギー」の様な主に皮膚に障害のおこるものは「アレルギー性接触皮膚炎」と言われ、

よく使われるアレルギー反応の分類では遅延型アレルギー反応になります。

だいたい24時間~48時間くらいかけて反応がおこります。

 

ジアミンアレルギーですがヘアカラーできますか?

ここ何年かでよく聞かれます。

もしも本当にジアミン系の酸化染料のアレルギーであれば

ヘアカラーできます。

 

ヘアカラーは種類が多く、ノンジアミンのカラーも多いです。

例えば染料のはいっていないブリーチ

酸性カラーのヘアマニキュア

植物染めのヘナや藍

アルカリカラーでさえジアミン以外の酸化染料を配合している

カラー剤が増えてきました。

 

しかし、ジアミンアレルギーなので他のカラー剤でお願いします!

とご来店された方でもジアミンアレルギーではない方も多くいます。

一度ヘアカラーや白髪染めでかぶれたらジアミンアレルギー

ではありません。

 

もしかぶれたりしたらすぐに医師の診療を受けましょう

ただのかぶれなのかアレルギーチェックもしましょう

もしもアレルギーの場合は遅延型ですので、

だんだん悪化する場合があります。

なるべく早い診療をおすすめします。

原因がジアミンでなくても、

アルカリやオキシドール、他の染料が原因だったりします。

これらの場合は原因によって使えるカラーが変わってきますので

アレルギーテストによる原因追及は大事です。

 

 

青山一丁目 美容室 ITAYA

 

 

田村