経皮毒について青山一丁目美容室ITAYA

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2019/03/07 経皮毒について青山一丁目美容室ITAYA

青山一丁目美容室ITAYAの土屋が本日blogを担当します。
今回は、経皮毒について書いてみました。
参考になればと思います。

まずは、
経皮毒とは、

日用品(シャンプー、洗剤、殺虫剤、

抗菌材、消臭剤、化粧品など)

様々な物に含まれる化学物質が皮膚から侵入し、

体内で有害な作用を引き起こすことです。
有害な化学物質が体内に入るには、

3つのルートがあります。
1.口から。

食べることによって体内に入ってきます。

食品添加物などが問題になっていますが、

他の2つのルートに比べると体は反応しやすく、

防護しようとする力が働きます。

匂いか味で判別し、異常な物が入れば、

吐いたり、下痢をするなど

体の外に出そうとする力が強く働きます。
2.呼吸から。

ダイオキシンやアスベスト、

シックハウス症候群など、

すでに大きな問題になっています。
3.皮膚から。

これは、他の2つと比べ、

特別な環境でなく、日常的に体内に入っており、

しかも症状が悪くなるまで

全く気が付かない恐いものです。

最近では心臓病や喘息などの薬にも塗り薬が使われ、

肌の浸透力と即効性が認められています。

その肌に毎日×2

合成界面活性剤や

溶解剤の入った物などを

使ったらどうなるのか。

肌のバリア機能は全て壊され、

化学物質がどん×2

体の中に吸収されていきます。

健全な肌は水を弾きますが、

合成界面活性剤を使い続けた肌は

バリア機能がなくなっているため、

皮膚に水分がどん×2

吸収されていきます。

この化学物質は毎日×2

体の中に蓄積され、しかも口から入る時とちがい、

体外に排出されるのはわずか10%だけです。
この化学物質が体内に入りやすい条件として、

皮膚の温度が高いほど浸透率は高くなります。

皮膚の温度が10度〜37度に上昇すると

吸収率は10%上がると言われています。
つまり、

入浴時は時に吸収されやすいということです。

シャンプー、リンス、ボディーソープ、

市販されているほとんどの物が

合成化学製品ばかりです。

フケ、かゆみ、抜け毛などは

ストレスが原因とも言われていますが

一番の原因は化学物質かもしれません。

では、この化学物質が何処へ行くのか。
まず、体内の蓄積量が一定の量を超えると、

アレルギーや手荒れ、

花粉症などが出てくると言われています。

又、この化学物質が

一番たまりやすいのが脂肪のあるところです。

女性は子宮と胸、

男性、女性ともに内臓、そして脳です。

最近は、

女性の子宮に関する病気が問題になっています。

特に若い女性に多く、生理痛がひどい人は、

水周りで使っている物を

化学物質の入っていない物に変えると

良くなる例もあるようです。
それから脳。

アルツハイマー、うつ病、自閉症、など、

特に若い世代への影響が多く出てきています。

特に子供の頃は皮膚が弱く、

吸収されやすい事から、

脳機能への影響の可能性も

大きいと言われています。
どうしてそんな悪影響のあるものが

入ってしまっているのでしょうか?
現在の日本の制度では、

製品化する前の原料のみの

安全性を調べるだけであって、

それが混ぜ合わされて出来た

商品自体のテストはしないのてす。

しかも、その基準は低く(指定成分)といわれます。
アレルギーや皮膚障害を起こす

可能性のある成分を使用しても、

その名称を裏に記載するだけで、

商品になってしまっているようです。

でも、ほとんどの人は

そんな成分の名前があっても判りません。

しかも、そういった化学物質を使えば、

安く、大量に商品ができるため、

こんなにもたくさん流通してしまっているのです。
ヘアカラーやパーマを扱う美容師にとって、

この経皮毒は、

あまり良い情報ではないかもしれませんが、

正しい知識を持った上で、

安全な物をお客様に提供していく事が

大切だと思います。
ありがとうございました。

青山一丁目美容室ITAYA
土屋