今回は皮膚について 青山一丁目美容室ITAYA

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2019/01/10 今回は皮膚について 青山一丁目美容室ITAYA

今日は土屋が皮膚について書かせていただきます。

宜しくお願い致します!

少しだけでも頭の片隅に置いていただければ幸いです!
「皮膚」とは 外界から生体を保護する器官で人体の外表面を覆っており、人体内部の器官を保護し外来の刺激から守っている重要な器官です。
「構造」皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三層から構成されていて皮膚表面は丘になる部分(皮丘)と網目状に溝の部分(皮溝)があります。
この三層の皮膚をこと細かく分けてみましょう!
*「表皮」表皮は4層 、角質層、顆粒層、有棘層、基底層、からなっていてます。
(角質層)層状になっていて10〜20枚が重なっていて外部からの異物の浸入を防ぐ、水分の蒸発を防ぐ、皮膚の保湿成分の喪失防止の役割をもっています。(顆粒層)顆粒層は2〜3層、ケラトヒアリン顆粒「紫外線反射」ガラス質の顆粒で紫外線等の浸入を防ぐ役割、メラニン色素を持っていてシミやホクロが見えてくる層です。
表皮の中で一番厚い層が(有棘層)です。有棘層にはリンパ液が流れている他、知覚神経もあります。
有棘層には「ランゲルハンス細胞」という免疫細胞があり、体内に入ってきた物質が異物なのかそうではないのかを判別しています。異物と判別した場合は体外に排除しようとし、その時に現れるのが「アレルギー反応」です。
(基底層)表皮の最深部で真皮に接していて絶えず細胞分裂を繰り返しています。
*「真皮」真皮は2層、乳頭層、網状層
(乳頭層)表皮と真皮の境目は波形になっていて(網状層)は真皮の約85%を占めています。
真皮は表皮の下層に存在し、表皮の数倍の厚さをもち 皮膚の弾力性を保持するスポンジ構造になっています。
外部衝撃から内部の生命活動を守る役割ももっています。
真皮には血管やリンパ管、汗腺、毛包細胞があります。
皮膚の本体とも言える真皮で「コラーゲン」が70%以上を占め、コラーゲンを支えるように「エラスチン」という線維があります。その間を埋めるようにあるのが「ヒアルロン酸」です。これらの生体物質を作る細胞を「繊維芽細胞」と言います。
*「皮下組織」
表皮と真皮を支える役割をするのが皮下組織です。
大部分が「皮下脂肪」から成り、外部からの衝撃を和らげたり、断熱・保温、エネルギーの貯蓄の役割をします。
皮下脂肪は肥満の表れと思われがちですが、皮膚の仕組みにはなくてはならないものなのです。
こうやって皮膚は構成されています。
次は「美しい皮膚をつくるには」
良質のタンパク質→美しい皮膚のために、
ビタミン→新陳代謝に重要な働き、
ビタミンB1→肌荒れに
ビタミン→B2.B6.脂性肌に
ビタミンC→色白に
酒(血管の拡張)→脂ぽくなる、フケが出やすくなる=飲み過ぎない
タバコ(血管収縮)→老化=吸わない
睡眠はよくとりましょう❗️
*カルシウムをとりすぎるとビタミンCの効果が薄まります。
今の時期は大変乾燥しています
バランスの良い食事、しっかり睡眠をとり
負けない肌をつくりましょう!
有難うございました。

 

土屋